深見東州(半田晴久) 氏の年間イベント一覧
善悪を超えて、ワールドメイトで日本と世界のことを祈る

熊本の地震は、だんだん落ち着きつつあるように見えますが、避難所では感染症が発生しています。ノロウィルスは、当初から懸念されていましたが、やはり断水によりトイレや手洗いなどの衛生環境が悪化したため、発生してしまったようです。感染力が強い上に、避難所生活による栄養不足や運動不足、ストレスなどによって免疫力も低下しているでしょうから、拡大していくことが懸念されます。

すでに、感染症の専門家で作る学会の支援チームが熊本に入り、感染症対策の緊急調査を始めているそうです。

ワールドメイト救援隊の人たちは、物資の供給などで、現地で細やかに活動をされているのではないかと思いますが、くれぐれも感染症に気をつけて頑張ってもらいたいものです。

 

Japan_Kokkai

 

ところで、今回の地震によって、衆参同時選挙の可能性がなくなったのではないかと報道されています。衆参同時選挙に関しては、いろいろと取りざたされてきました。最後まで予断を許さない感じもしますが、またやるのかというのが正直な思いでした。

しかし今は、同時選挙を行使することの良い悪いではなく、日本にとって良い方向に進むことのみを願っています。何が本当に日本にとって良いことなのか、一つ一つの政策や政治判断を見てても、それが先々にどういう結果を招くのか、よくわからないことが多いです。一長一短が全てにあるのでしょうから、とにかく、よくなる方向に進むことを願うのみですね。昔は、いちいち賛成反対の意見を持ってましたが、ワールドメイトで学ぶうちに、だんだん考え方も変わってきたようです。

 

私にとってそもそも選挙とは、地元にとって、あるいは関係する業種にとって、力を発揮してくれそうな人を選ぶか、人間のつながりで、意見を聞いてくれそうな人を選ぶというのが、多かったと思います。事業をやっていた父親の影響でもありますが、日本のために誰を選ぶのが良いとか、そういう発想は父親にも私にもなかったです。選挙というのはそんなものだと思ってました。政治家も癒着だの私利私欲に走っているなど言われる人が多いですが、有権者自身も、選ぶ基準として日本全体というよりも、まず目前の自分の生活に有利になる人を選ぶので、仕方ないのだろうという程度にしか思ってませんでした。

おそらく、意識するしないは別として、そういう選び方をしてる人は多いと思います。あと、誰を選んでも変わらないということで、関心がない人も多いでしょう。そして少数ながら、よく勉強して、しっかりと国益になる人を選ぼうとしている人もいるでしょう。何れにしても、その中から誰かが選ばれて、国政を担うわけです。結果として、日本にとって良い働きをする人が選ばれ、政権を取り、国政を担ってくれれば良いのですが、そういう優れた政治家がいなければ話になりません。また、そういう政治家がいたとしても、選挙で勝てず、ポピュリズムや、衆愚政治になっていく可能性もあります。そんなつもりで選んだつもりはなくても、選んだ政治家の能力が足りなかったために、国益を損なう結果になるかもしれません。

 

今また、田中角栄がちょっとしたブームになっています。金権政治家として、一時は批判の的になった政治家ですが、そういう批判していた人でさえ、田中角栄のような政治家が必要だなどと言うようになってきました。結局時間が経って、大きな視点で見るようになると、悪の部分もたくさんあったけど、それ以上に日本に国益をもたらした優れた政治家だったという評価なのでしょう。

だから結論として言える事は、人間のやることにおいて、一概に悪だの善だのは、決められないなと感じます。人間の場合、100%悪の人もいませんし、100%善の人もいないでしょう。善悪が混交しているのが人間ですから、その人間が行う営みや政治も当然善悪が混交していますし、一方から見ると善でも、他方から見ると悪になったりする事柄も多いです。

佐藤栄作元首相時代の沖縄返還においても、返還が成立したことは素晴らしいことですが、今では、その陰に米国との密約があったことがわかっています。その内容も、良いとは思えませんが、もしそれがなかったら、あるいは初めから分かっていたなら、返還は進まなかったかもしれません。そうなると、日米安保もどうなっていたか。その後の状況を見ると、あの時期に返還できてよかったのではないかと思います。

 

私は、ワールドメイトに入会して、神様のされることは、一見すると酷いことのように思えることもあると知りました。でも、そのおかげで、今の発展や繁栄があり、人間の幸福につながっていることに気がついたとき、大きな愛で動かれるのが神様なのだとわかりました。それは心を鬼して、我が子を厳しい環境におき、立派に育てるという父親のような愛なのかもしれません。

そして、母親のように、たとえそれが将来のための試練だとわかっていても、ただただ、目前で苦しむ我が子を救い給えというような、そういう母のごとき慈愛の神の存在も知りました。

それで、善悪が混交しながらでも、結果として皆にとって良い方向に進むことを願うしかないなと、最近は、思うようになりました。そんな事ができるのは、神様しかいないでしょうから。

そういうことで衆参同時選挙をやるやらないとか、アベノミクスの成否だとか、いろいろな政策や、政治の駆け引きや、政治判断は続いていきますが、後から見て、それらの結果が全て吉になるように願い続けようと思います。

一つ一つの政策そのものの内容には善悪○×が混在しているでしょうから、100%正しいものはないし、60%良ければ良いということで、もし70%80%ならなを良いということで、結果としてそういう方向に行くようにワールドメイトのゴールデンウィーク神業で祈 ろうと思います。そして、1日でも早く熊本の復興が進むことを祈りたいと思います。

おすすめの記事
新着記事